和楽器バンド
和楽器の可能性を大きく広げたグループが
「和楽器バンド」ですね。このロックなグループの演奏を聴いたときは、どんどん引き込まれていき、
箏の演奏を一生懸命ひろって、うそ、まさかそんな演奏ができるの?とひたすらリピートです。
Wikiからの紹介を少し拾ってきました。
「日本の8人組ロックバンド。尺八・筝・三味線・和太鼓の和楽器に、ギター・ベース・ドラムの洋楽器を加え、詩吟の師範がボーカルを担当するという編成である」
ちなみにボーカルの鈴華ゆう子さんは茨城県水戸出身だそうです。
このバンドの発起人であり、茨城のテレビでも活躍されていらっしゃいました。
このボーカルの方の歌がすっごく上手で、力強いのにしなやかで伸びのある歌声です。
詩吟のコンクールでも優勝するくらいの実力派。東京音楽大学のピアノ科卒業。
尺八は、5つの穴でよくあそこまで音階がつくれるなー。リズム感すごいし動きまくって息もきれていないのです!
箏は25絃ですね。けっこうおいしいパートをもらっているなぁ。笑 なんて思いながら聴いています。
箏の音色がバンドの音楽に負けていないというか、箏独特の技法(すくいや、トレモロなど)が曲の和の面白さを
引き立てているように感じます。
三味線は、津軽ですねー。もうあの独特の世界観はロックのなかでも引けをとらないです。むしろロック向きですよね。
女性がかっこよく弾いていらっしゃり(モデル活動もしているらしいです。)もう存在感があって、とっても目立っています!
ボカロで有名な「千本桜」をリンクしてみました。かっこいい和楽器の世界にどうぞ!
もう一つ、和風バンドというのがあるのですが、こちらも鈴華ゆう子さんが発起人となり作られたバンドです。
和楽器バンドの前身といったところで、メンバーは和楽器バンドのなかの尺八と箏奏者の三人です。
バンドのコンセプトとして、
『華風月』は生音で年配の方にも響くような曲
『和楽器バンド』は大きな会場で盛り上がるロックテイストの曲
となっているようです。私もこの華風月のほうは今回調べていて、知ったバンドですが、聴いてみると
ノリより、音楽を聴かせることに比重をおいていてとてもきれいなメロディーで歌声で落ち着いて聞けます。