お爪いろいろ3


音を出すとき、糸と爪のあたる角度、タイミング、深さ、強さいろいろで音色は違ってきます。

速いテンポで同じ糸を連打するとき、どうしても糸がまだ振動しているため爪をあてると「チ」といういらない音が

出てしまいます。それをどうしたらなくせるか、いろいろ試した一つが爪です。

 

面白い爪でつけ方も、個性的です。

 



テープで直接指に固定します。

つけ方も説明書にあったりして、迷いません。

 



テープも一緒にお爪と一緒に届きました。大きい巻のほうが指の周りをぐるぐるさせます。

小さい巻のほうがテープでかぶれないように、最初に指に巻くようです。

いわゆ絆創膏のテープだけのものです。

 



最初はサンプルをお願いして、親指だけ試します。

同送で指のサイズをきめるいろいろな大きさの爪サンプルもはいっていて、

購入するときは3本の指のサイズを書いてお願いすることになります。

 

このお爪、すごく厚くそして、指先が短いです。

 

普段のおつめでも厚め、薄めというのがありますが、上の写真の一番上のお爪がそのお爪ですが、

全然ちがいますよね。

 

指先から先に箏爪は出ていません。

感覚としては指で直接糸を弾く感じになります。

普段の距離感と違うため、合わせ爪で届いていたけど、あれ?かすった。などあるあるですね。w

 

気になったのは、真ん中のあいているところから指の腹がでているため、そこがひっかかり

ブレーキのように、減速してしまうことがあります。

爪全体で弾いたあと、テープも糸との摩擦で破れていくこともありました。

 

しかし、爪がしっかりと指に吸い付くような安定感があり、糸をとらえる感覚はほかの爪にはない特徴でした。

私の弾き方での感想は間違っているやり方だったのかもしれませんので、こういうお爪は、その癖をいかして演奏していらっしゃるかたに直接指導していただいたほうが近道かもしれません。

 

気になった方は

「エコット爪」で、検索を。

 

2018年08月26日