コンクール地区本選、演奏編
お箏が参加できる部門が「民族楽器の部」なのですが、民族楽器といってもいろいろあり、マリンバもその一つに
はいったり、当日ではマンドリン、馬頭琴、オカリナの方が参加されていらっしゃいました。
地区本選なので、ほかの地区12か所でも行われ、たぶんいろいろな楽器が演奏されたとおもいます。
どういった基準で何人選ばれるとか、全然しりませんが結局は自分のできる限りの演奏をして合格か不合格かだと
思っていたので、特に知りたいとは思いませんでした。が、何を思ったのか前日夜ネットにてコンクールのことを調べていたら
馬頭琴の方がヒットしました。その方は数年前に本選にも選ばれて、さらに数日前に行われた日中古箏・二胡コンクールにて銀賞を取られた方。でした。もしや今年もいらっしゃるかな。と考えていたら、いらっしゃってました。
常連さん、しかも仕上がりも完璧な状態だろうと、思ったらとたんに緊張しはじめてしまい、無駄にうろうろしていました。
舞台にあがり、手順通り理調弦、がたつき、座る椅子の高さなど確認できたのですが、
弾き始めたら、箏がガタツク音がする。なんという初歩手な失敗。確認したけどまだ足りなかった。
ガタツク音がでないように、気にしていたらミスもおおくなり、なんとも中途半端な感じ。
がたつきとミスタッチでだんだん、パニック状態に。
9分半という時間がとてつもなく長くかんじて、演奏中に早く終わってほしい。なんて今まで考えたこともなかったのに、
やるせなく、なさけなく弾くことがつらかったです。
後半ではなんとか持ち直し、できる限りの演奏が出来たかもしれませんが、パニックであまり覚えていません。
会場の音響はとても気持ちよく、響き自分の音がとてもきれいに聞こえてきました。
審査員の先生が3人いらしたのはわかったのですが、お顔まで見ることができず。いったいどういった方が聴いてくださったのか知らないままでした。
帰りの電車内で先生方に報告のメールをしました。
たぶんダメそうなこと、失敗してしまったこと。感謝の気持ちとこれからも頑張る宣言。を伝えたら
返信がすぐに帰ってきました。どのお言葉もあたたかく、そしてまた経験からか心に響く励ましの言葉。
無駄ではなかったよ。などのお言葉に涙がにじんで、大好きな先生方の
期待に応えられなかったこと、良い報告が出来なかった
先生の教えてくださったことを自分のミスで活かせられなかった。
頑張っていたけどまだ足りなかった、問題に対処できず、すぐにパニックになった。
などなどどんどんあふれてきて、体が重たく感じるほどやるせなく力がでませんでした。
自宅にもどれば、そういった気持ちのままいられないことが、かえってありがたいですね。
やることがやまもり、待ったなしの家事。
気持ちを入れ替えて、早速次は何の曲でチャレンジしようと楽譜をあさっていました。
ミスをしてもわかりにくい、無音階の現代曲ならどう?とかなんとか考えながら。w
本来でしたら、自分のブログにマイナスな要素の内容を残すのは今後の活動にどう響くかわからないので
悩みましたがでも、これも私の成長の記録になるならと思い書き残すことにしました。
次はもっと経験を積んだ報告ができるよう頑張ります!